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つながり

日々考えること

先日、門真市のまちづくり事業を行っている企業の方と話をする機会がありました。そのつながりができたきっかけは、これから走る「門真市市政60周年」を記念したラッピングモノレールの広告に幼稚園の掲載の話が来たからなのです。そして、それともう一つ、新型コロナウィルス感染症が終焉し、これまで行っていた「門真音頭」を今回の夏祭りからもう一度やろうという夏祭り担当の先生たちから出た話で、その門真音頭の担当の人とつないでくれたのも、その企業さんでした。

 

今回話をした企業さんはいま、門真市のまちづくりをするうえで、「これからの門真市をよくしていくことについて子どもが健やかな育ちを持つために、どう大切にしていくかが重要になってくる」とおっしゃられていました。そして、「門真の子どもたちが門真の未来をつくるプロジェクト」として、「子どもによる街育ての企業運営」や「家族の暮らしを豊かにする取り組み」、「子供の安心して楽しく過ごせる居場所づくり」「子供の多様な感性・経験を育む」といったことを目的に様々な取り組みを行っているそうです。

 

最近、地域における幼稚園とはどうあるべきなのだろうかと考えることがありました。昨今の幼稚園の取り組みでも、「地域」というのは一つのキーワードにしています。お泊り保育で地域のスーパーに買い物に行ったり、コロナ前は近くにある高齢者施設に遊びに行ったりと少なからず、地域と関わる活動を行っていました。

 

これからの教育現場においても、社会と教育環境との連携というのは課題にあがっています。内閣府の出している「Society5.0 の実現に向けた教育・人材育成に関する政策」でも、これからの学校は「一つの学校がすべての分野・機能を担う状態」といった教育を学校がすべてを担うという状態から、「分野や機能ごとの多層構造・協働体制、様々なリソースを活用」といったように学校だけではなく、企業やNPO、研究機関との連携を通して、学校外のリソースを利用した学びを含めたものになってくると書かれています。そして、こういった環境によって、「子どもの認知の特性・関心に応じた教育の展開」といった子ども一人一人にそった学習体系の実現が目的にされているからです。それと同時に、教育において、これまでの「知識やスキルをつける」というものから、「新たな価値を創造する力」であったり、「対立やジレンマを克服する」といった対応力を求めることに変わってくるために、必要とされるのは知識を得るだけではなく、「知識を生かして何をするのか」といった能力が教育に求められるものになってくるのだろうと思います。そのためには、教育機関で完結するのではなく、多様な環境の中で好奇心や探求心をつけることが必要になってくるというのがその根底にあるのだと思います。

 

乳幼児教育はそういった教育現場に向かう段階として、好奇心や探求心を豊かにする段階なのだろうと思います。だからこそ、地域も含め、多様な関わりにつながることも必要になってくると考えています。このような意味では、地域の企業とコラボレーションできる機会を得ることが出来たというのは非常にありがたいことだと思いました。それと同時に、幼稚園の先生たちも様々なチャレンジを提案してくれるのはとてもありがたいですね。