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手洗い指導を行いました

保健室より

朝晩はぐっと冷え込みますが、日中は半袖でも十分なほど暖かかったりと、1日の中での気温差が激しい日々が続きますね。鼻水や咳が出始めたり、急に発熱したりと子ども達も体調を崩しやすくなってきています。また、空気の乾燥がひどく、園児の皮膚も粉を吹くほど乾燥している園児をよく見かけます。この時期は皮膚トラブルも多い時期かと思いますが、皮膚の清潔、保湿に努め、皮膚トラブル予防を行っていきましょう。

今週は2歳児~5歳児クラスの園児のみんなに手洗い指導を行いました。2歳児クラスのみんなには「目には見えなくても手にはばい菌がいるんだよ!」「正しい手洗いをすることでばい菌がいなくなるんだよ!」「うがいをすることで口の中やのどの奥に入り込んだばい菌をとることができるんだよ!」ということを紙芝居やイラストを使用しながら説明をし、正しい手洗い、うがいをして強い身体作りをしようねというお話をしました。指導の後、昼食前やおやつ前にお部屋を除いてみると、手洗い場の前の手洗いの仕方のイラストをみながら上手に手を洗い、「きれいになったよ!」と私に手を見せにきてくれる園児の姿がありました。

また、3~5歳児クラスの園児のみんなには、「どんな時に手洗いをしているの?」等の質問をなげかけると、「おやつの前」「外から帰ってきたとき」「トイレの後」など答えてくれる子が多く、手洗いの必要性を理解していることがわかりました。手洗いチェッカーを使用して、実際に手に付いているばい菌を1人1人みてもらい、また手洗いした後にも再度手をみてもらうことで、「目には見えないばい菌がたくさんいること」「手を洗っていてもばい菌が残りやすい場所があること」に気付くことができたように思います。3~5歳児クラスでは年長さんが年少さんの手洗いを一緒にやって教えてあげている姿もありました。

 

先週より、インフルエンザの大阪府内の感染報告者や学校・学級閉鎖の状況を園の掲示板に掲載しております。報告数としては徐々に増えてきています。

新型コロナウイルス感染症は、低下傾向がみまれていましたが、徐々に増加に転じてきています。今までとはまた別の系統が海外を中心に流行だしているようです。今まで感染されたことがある方でも感染のリスクはあるようです。現在生後6ヶ月以降5歳未満の子どもにも使用できるワクチンの接種が開始されてきています。生後6ヶ月以上の小児へのコロナワクチンについては後日書く予定にしています。

 

寒い季節、様々な感染症が流行りやすいです。しかし、基本はいつも同じです。手洗い、うがいの徹底、換気、マスクの着用が大切です。

 

最後に

10/17~10/23日までの大阪府の感染症情報、北河内での発生状況、園内での発生状況

1位 感染性胃腸炎 報告あり
2位 手足口病 報告あり
3位 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 報告あり
4位 ヘルパンギーナ 報告あり
5位 RSウイルス 報告あり

その他北河内内では水痘、突発性発疹、インフルエンザの報告があります。

新型コロナウイルス感染症は16,453件報告あり。先週より増加。

 

【園内感染症報告】10/7時点

なし

 

感染症報告が最も多い年齢層

RSウイルス 1歳 感染性胃腸炎 1歳
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 10~14歳 手足口病 1歳
ヘルパンギーナ 1歳 水痘 9歳
インフルエンザ 15~19歳 突発性発疹 1歳