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暑さ指数計を活用して、熱中症対策強化をしていきます

保健室より

先週の土曜日は園で夏祭りが開かれ、園児達や保護者の方の楽しそうな声がたくさん聞かれました。気温も高い中でしたが、急遽催し物を室内に変更するなど対策を行ったこともあり、夏祭りの最中に気分不良で保健室に来所される方がでることなく夏祭りを無事に終えることができてよかったです。

 

今週は雨の日が多い予報がでておりますが、例年よりずいぶん早く梅雨明けしたこともあり、大阪府では熱中症警戒アラートが発令される日が増えてきています。熱中症警戒アラートの時間推移を見て、園での屋外活動やプールの可否の判断をしておりますが、なかなか活動をする時々の熱中症リスクを把握することが難しい状況がありました。そのため、暑さ指数(熱中症警戒アラート発令時に測定されている指数)を測定する機器を園に設置し、また携帯型の暑さ指数計も活用していくことで、屋外活動の時間帯の調節や水分補給の声かけ目安などを今までよりも意識的に行えるようにし、熱中症対策の強化につなげていきます。

今後園の掲示板にも大阪府の1日の最高暑さ指数、園周囲の暑さ指数(午前9時、正午、午後3時時点)を掲示していきますので、送迎の際など見てみてください。

 

※なぜ暑さ指数が熱中症予防に有効かといいますと、暑さ指数は気温だけではなく、湿度や日差しの違いをも考慮しているため、単純に気温だけで見るよりも熱中症リスクへの信憑性があがります。

 

近頃は、お子さんの体調が優れない日が続いた後に病院を受診されると、実は何らかの感染症にかかっていたというような症状が出て少ししてから確定診断に至るというケースが多いように思います。

お子さんに何らかの感染症の診断を受けられた際には早めに園にお知らせ下さい。また、受診時にはまだ診断が確定しない場合には、医師に保育園の登園には差し支えない状態なのかどうかを確認された上で登園されるようにしてください。病院で診断される感染症のほとんどが医師の意見書が必要になるものですので、意見書の用紙を持参の上病院受診されることをお勧めします。園にも意見書の予備がありますので、発熱等で早めの迎えを依頼させていただきました際に必要でしたらお声掛けください。

 

最後に

6/20~6/26日までの大阪府の感染症情報、北河内での発生状況、園内での発生状況

1位 感染性胃腸炎 報告あり
2位 RSウイルス 報告あり
3位 咽頭結膜熱 報告あり
4位 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 報告あり
5位 突発性発疹 報告あり

その他北河内内では水痘、手足口病、流行性耳下腺炎、ヘルパンギーナの報告があります。

新型コロナウイルス感染症は8535件報告あり。先週より増加。

※手足口病は園内1件報告あり(乳児)

 

感染症報告が最も多い年齢層

RSウイルス 1歳 感染性胃腸炎 1歳
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 5歳 突発性発疹 1歳
水痘 10~14歳 咽頭結膜熱 1歳
流行性耳下腺炎 10~14歳 1歳

ヘルパンギーナ 1~2歳