タイトル | 手足口病が流行しています |
---|---|
内容 | |
投稿日時 | 2019.7.2 |
全国的に、手足口病の大流行がみられています。
大阪府感染症情報センターの6/27時点の情報によると、
先週に比べやや減少傾向ではあるものの、未だ流行が続いています。
園内でも、7/2時点で20名 の感染者が出ています。
手足口病は、手足の裏や口の中に、赤い発疹や水疱が現れます。
今年は、この発疹の症状がひどい子が多く、上下肢全体や臀部など
広範囲に拡がっている状態をよく目にします。
発疹が口の中にできると、痛みで食事が摂れなくなることがあります。
発熱は比較的軽度なことが多いですが、1日程度 高熱が出ることもあります。
これらの影響により、脱水症 を起こすこともあるので注意しましょう。
また、発疹の部分を搔きこわして傷ができ、そこに菌が付着して
感染することで、とびひ を発症してしまうこともあります。
夏場は、汗疹などの皮膚トラブルに加えて、エアコン等の影響もあり
肌が乾燥して湿疹や痒みを生じることがあります。
適度に保湿剤を塗布したり、患部をガーゼ等で覆うなど
状態に合わせて皮膚を保護して、二次感染を防いでいきましょう。
手足口病にかかり発疹が出ていても、熱が下がって機嫌もよく、
普段通り食事ができていれば、登園は可能です。
発症後しばらくして、手足の皮や爪が剥がれ落ちてくることがありますが
自然と治ってくるので、そのまま様子をみましょう。
手足口病以外にも、ヘルパンギーナ、プール熱、溶連菌感染症など
夏に流行る感染症は、他にもあります。
夏風邪は、高熱が出て長引くことも多いので
何か症状があれば、病院を受診し、適切な診断と治療を受けましょう。
2019年7月2日