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園でも手足口病の発症報告が出てきました

保健室より

1日の中で涼しい時間が増えたようにおもったら、翌日にはまた暑い日がやってきて、子ども達も体調を崩しがちになってきています。お盆明けからは新型コロナウイルスが園でも大変流行しました。発熱時に呼吸器症状がでやすい子が陽性のこともありましたが、症状が発熱のみで呼吸器症状がでることなく療養期間を終えられており、ほっとしました。陽性の出た子の大半が3日以内には症状が改善しているいるようでした。感染力が強く、園でも感染報告はまだ0にはなかなかなりそうにはないですが、消毒、換気、接触を避けられる場面は接触を最小限にできるように工夫するなど対策を行っております。保護者の方にもいつもご協力いただき感謝しております。

 

題名にもあるように、この1週間は乳児クラスで手足口病の感染報告が2件でてきました。病院受診時は手足等に発疹はあるが発熱はなく、先生にも保育園の登園は続けても構わないと言われるほどの軽症の場合ばかりでした。しかし、登園翌日に38度台の発熱が出て、途中降園された園児も中にはいました。発疹出現→発熱になる場合と、発熱→発疹出現する場合、発疹の場所も手足口の場所に初めにでないこともあります。発疹+発熱=手足口病という訳ではないため、病院受診されないとはっきりわからないですが、発疹が急に出てきた場合は体温や食欲の有無に、発熱が急に出てきた場合は発疹が同じタイミング(解熱時ではなく、発熱時に)にでてきていないか、などお子さんの状態を注意して観察していただければと思います。

発熱があり、ぐったりしていたり、水分摂取も出来ない、尿も半日以上出ていない場合などは早急に病院受診が必要ですが、発熱があっても元気であり、食事や遊びが普段通りできる場合は数日様子見ていただいても解熱しない場合は病院受診されても良いかと思います。また、手足口病は大人も感染します。詳細は8/8の「子どもの夏風邪は大人も要注意」の記事を参照ください。

 

また最後に

8/22~8/28日までの大阪府の感染症情報、北河内での発生状況、園内での発生状況

1位 RSウイルス 報告あり
2位 感染性胃腸炎 報告あり
3位 手足口病 報告あり 2件(乳児)
4位 ヘルパンギーナ 報告あり
5位 流行性角結膜炎 報告あり

その他北河内内では突発性発疹、水痘、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎の報告があります。

新型コロナウイルス感染症は110,901件報告あり。先週より低下。

 

【園内感染症報告】

新型コロナウイルス感染症   16件(乳児2名、幼児12名、職員2名)

手足口病           2件(乳児)

 

感染症報告が最も多い年齢層

RSウイルス 1歳 感染性胃腸炎 1歳
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 4歳 突発性発疹 6ヶ月以上1歳未満
ヘルパンギーナ 1歳 咽頭結膜熱 1歳
流行性角結膜炎 20歳以上 手足口病 1歳

 

水痘 1歳

流行性耳下腺炎 10~14歳